エジョロを採りに

   エジョロとは オオシュロソウ のことです(山菜です)

   毒草だと言われていますが 昔から食べているのです

   

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     右の花があるのが雌株で 筋があって食べられません

   左の二本が雄株で ひげ根の上の膨らんだ白い部分を食べます


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     根元の部分を切って シュロをとり 
   食べられる状態にしたもの


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  もち米を2割から5割混ぜた米に 塩と酒を少々加え

   米の上に エジョロ を乗せて 炊くのですが

   今回は 平泉からもらってきた 古代米 も加えて

   炊いたので エジョロ の色が悪いです

   本来は 綺麗な乳白色になります

   味は 百合根に近いです


江戸時代の紀行家 菅江真澄の紀行文にもあり
昔から食べられていたもので、飢饉の時には大事な食料だったようです
私の周りでも、食生活が豊かになり誰も忘れていた時もありました
菅江真澄が注目されるようになり、エジョロも思い出されたのでしょう